訪問看護・介護のDXを推進するCareMaker、無駄な移動が1タップでわかる「シフト改善レポート」機能をリリース
公開日:2023/09/20
訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を運営する株式会社CareMaker(東京都渋谷区、代表取締役:山村真稔、以下「CareMaker」)は、訪問看護や介護をはじめとした訪問系サービス向けに、無駄な移動時間を1タップで見える化できる「シフト改善レポート」機能を新たに提供開始しました。移動時間の分析や調整業務を容易にすることで、稼働率の向上・経営改善につなげることができます。
「CareMaker」は、訪問看護・介護に特化した訪問スケジュール管理クラウドで、AIを活用したスケジュール自動作成に強みがあります。これまでシフト作成に関して、CareMakerをご利用いただくことで従来の手作業での業務に比べて約8割ほどの効率化を実現してまいりました。
■新機能開発の背景
訪問看護・介護業界は、現在人材不足が深刻化しています。その限られた人材で一人でも多くの利用者をケアするためには、無駄な時間を限りなく削減することが重要です。
訪問看護・介護サービスは、現場での稼働の他に訪問するための移動時間が必ず生じますが、その移動で多くの無駄な時間が発生するという課題があります。
そのような背景から、無駄な移動時間を簡単に見える化・分析し、一人当たりの業務を効率化することができる「シフト改善レポート」機能のリリースに至りました。
■稼働分析機能「シフト改善レポート」について
今回リリースした「シフト改善レポート」は、CareMaker内に登録されているサービス計画を1タップで分析し、無駄な移動時間をダッシュボード上で瞬時に見える化することができる機能です。それにより、無駄な移動時間を削減して稼働率をあげることが可能です。
<特長>
- 改善前と改善後の移動時間の差分がダッシュボード上に表示できる
- スタッフ別の改善レポートをダッシュボード上に表示できる
- レポート結果をExcel形式でダウンロードできる
- 移動手段が車とバイクの場合、移動距離やガソリン代などの経費削減インパクトも出力できる
事業者は、「シフト改善レポート」機能で得た稼働分析結果を踏まえながら、「スケジュール自動作成」機能を併せて利用することで、業務の効率化と改善まで一気通貫で行えます。
■今後の展開
過去や他事業所のシフト状況を比較できる「シフト偏差値機能」や、改善の必要性があるシフトに対しての「アラート機能」を開発・実装し、経営改善に役立つ指標を提供します。それにより、スタッフのマンパワーが不足する訪問看護・介護事業所における移動効率・稼働率を向上することで、持続的な成長をサポートします。
CareMakerは、1人でも多くの方を住み慣れた自宅で看る機会を最大化するために、引き続きサービスのアップデートを行ってまいります。