訪問看護・介護のDXを推進するCareMaker、移動や訪問生産性を常に見える化する「経営管理クラウド」を刷新

2023/12/08

訪問看護・介護事業所向けスケジュール管理クラウド「CareMaker(ケアメーカー)」を運営する株式会社CareMaker(東京都中央区、代表取締役:山村真稔、以下「CareMaker」)は、更なる利便性と事業所運営における生産性向上のため、自社開発の経営管理クラウド」のダッシュボード機能を刷新いたしました。
これにより事業所はもちろん、スタッフ別の移動・訪問生産性を可視化・分析することが可能となり、より生産性の高い事業所運営を実現します。その結果として、一人でも多くの方を看る機会が最大化され、訪問看護・介護サービスの経営改善に繋げます。

アップデートの背景

訪問看護・介護サービスは、業務特性上、お客様へのケアの他に訪問するための移動時間など、ケアとは関係のない間接業務が生じます。看護・介護職不足の中で必要なケアが一人でも多くの方に行き届くためにも、間接業務の比率を下げる必要があります。これまでCareMakerでは、AIを活用したスケジュール自動作成と間接業務や移動時間を可視化することで一人あたり・事業所あたりの稼働率向上に貢献してきました。

一方で、導入企業において、訪問件数やサービス内容、スタッフ一人あたりの訪問時間数など、サービス提供状況の分析はExcelなどで個別集計・管理をする必要がありました。そのため、正確な数値を元に月初に稼働計画を立て、事業所の稼働状況を把握したいと考えるものの、月の中旬まで集計分析に時間がかかってしまうという課題がありました。

この度のアップデートにより、日々のサービス提供状況を常に可視化・分析できるダッシュボード機能を拡充し、事業者の更なる稼働率・生産性の向上をサポートいたします。

「経営管理クラウド」の特長

今回リリースした「経営管理クラウド」はCareMaker内で登録されているスケジュールから訪問実績を自動集計し、事業所やスタッフごとの稼働状況を瞬時に見える化することが可能です。これにより、定量的に稼働状況を把握し日々の経営判断を行うことで生産性を更に改善することができます。

<特長>

  • 売上に関わる月毎の総ケア時間や平均ケア時間など、推移が確認できる
  • 訪問件数・訪問時間を、スタッフ別・サービスコード別等で表示することで訪問生産性がわかる
  • 事業所全体のキャンセル件数や新規利用者受け入れ数、特別指示書枚数など事業所の稼働状況に影響を与える数値がわかる
  • スタッフごとの業務実態から適切な評価・改善に繋がる

厚生労働省の調査によると、60%以上の国民が「自宅で療養したい」と回答しているにも関わらず、実情は13.4%にとどまっています(※1)。また、2025年から2040年にかけて急速に高齢化が進む中、看護・介護人材は圧倒的に不足するとされており、労働人口と生産性の双方を改善しなければ、この乖離は更に大きくなる可能性があります。

この乖離を少しでも改善するため、CareMakerでは生産性の向上に着目し、「経営管理クラウド」による稼働・訪問生産性の分析結果から、「スケジュール自動作成」機能や「地域連携クラウド」を併せて利用するなど、各種アプリケーションの連携を強化して業務の効率化と稼働率の最大化を一気通貫で行い、更なるサービス提供事業者の経営改善に伴走してまいります。

(※1)出典:厚生労働省「在宅医療の最近の動向」https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/zaitaku/dl/h24_0711_01.pdf

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